ソファカバーって何？どうやって使うの？なぜ必要？ソファカバーの長所や短所って？私たちがお答えします！
ソファカバーの基本と定義
英語ではソファカバーをスリップカバーと呼びますが、ちょっとその定義を見てみましょう。
slip·cov·er
/ˈslipˌkəvər/
名詞 – 北アメリカ
単数: slip cover 複数: slip covers
- 椅子やソファに合わせて作られた取り外し可能な布カバー
- 本のカバーやケース
ソファカバーとはソファを保護するためにその形に合わせて作られたカバーで、布張りされた家具の上から被せたり取り外したりするものと定義されています。主に布製で季節によって、あるいは掃除や引越しの際、また単に長期保管のために付け替えられることもあります。
ソファカバーの起源
ソファカバーは中世ヨーロッパの時代から利用され、格式と伝統を重んじる時代に置いてさらに重要なものとなりました。もともとは滅多に使われない高級家具の埃除けで、室内の高価なものは白のモスリンや軽量のキャンバス（ダック生地やドリル生地）で覆われていたと考えられます。ベッドシーツがだいたいその家具に合うように縫い合わされたものと想像してみて下さいね。それによって日光や湿度、汚れや害虫、ねずみなどから守られていました。
やがて世紀の変わり目がやってきます。時は１８世紀イギリス、お金持ち達は季節ごとのオーダーメイドソファカバーを使い始めます。軽量のコットンやリネン、又はコットンリネンのブレンドは平織りやあや織りで通気性がよく、湿気を取ってくれるのでとても人気がありました。夏にはもってこいの素材ですね。
時は移り、ソファカバーはそのディテールに注目が集まるようになります。オーダーメイドのソファカバーにはパイピング、縁かがり、コーディング、タイやリボン、くるみボタンやコントラストボタン、フレンチプリーツ、ボックスプリーツ、フリル等様々なディテールが見られるようになります。ソファカバーは服と同じように専門のテイラーや裁縫師によって生産されていたのです。
さらに時代は進み、時はビクトリア朝。ソファカバーは今日私たちがシャビーシックと呼ぶルーズフィットの方向に向かいます。カバーは家具よりも大きく計算されたシワを持ち、床に流れ落ちるように掛けられていました。それはどういう理由からでしょうか？ソファカバーは当時リネンやリネンブレンドで作られ、季節ごとの温度や湿度の変化によって不均等に伸縮したからなのです。そしてファッションもそれに合うよう変化しました。
現代
現代に入ると透明なビニールやプラスチック製のソファカバーまで登場するように。こういったカバーは大手百貨店で販売されたり、職人によって特別に作られたりしました。
ソファカバーは１９３５年頃から普及し始め、１９５０年頃そのピークを迎えます。その後新品家具の価格がオーダメイドカバーのそれを下回るようになったことで、徐々に下火になりました。新しい張り地や生産技術によってソファ自体のお手入れや掃除がしやすくなり、カバーの人気が低下する要因となってしまいました。
しかし７０年代からソファカバーは再び注目されるように！
ソファカバーの復活
新しい生産技術の出現、新しい織地やその他布地の進化がソファカバーの復活に火をつけました。ニットカバーや伸縮性のあるカバー、結び目やその他の流行が意味するのは、今やどんなサイズ、形にでも大量生産が可能ということ。
しかし一方では安価なソファに価格を合わせようとして個性がなくなってしまうという矛盾も。そのため全てのソファカバーは粗雑なものであるという先入観が生まれてしまいました。
でも待って、続きがあるんです！
私たちは本当にそうだとは思いません。なぜなら私たちはオーダーメイドソファカバーやその他カバーを世界中の誰にとっても手に入れやすいように作ってきたから 🙂
新しいソファカバーをかけることはソファを買った時と同じ愛着を再び感じることのできる素晴らしい方法です。
数年経過するとペットの引っ掻きキズや落ちないシミが付いてくるもの。そんな時はソファを捨てずに新しいカバーをかけるだけ。
私たちの作品をご覧下さい。
またソファカバーにはあなたオリジナルの一味違った印象にしてくれるという利点もありますよ。
カスタマイズはコンフォートワークス が信念を持って取り組んでいること。好みに合わせてカスタマイズしたいことって無限にありますよね。ぴったりフィットやゆったりフィット、パイピングや通常ミシン目、プリーツの裾やストレートの裾など・・・
あなたのデザインを私たちがカタチにします！
自慢するわけではありませんが、私たちの手にかかれば恐ろしく古いステレオタイプなソファも素敵に甦ります。
インスピレーションが湧いてきましたか？ぜひ私たちにお知らせ下さいね。あなたのオーダーメイドソファカバーを心を込めてお作りします🙂
